濃縮ウラン、4トン希釈へ 次回協議に向け、イラン

 【共同】国際原子力機関(IAEA)は20日、イランが核問題の解決に向け、欧米など6カ国と合意した第1段階の措置(共同行動計画)の履行に関する報告書をまとめた。イランは追加的な措置として、濃縮度2%程度のウラン約4118キロを天然ウラン並みの濃度に希釈することを伝えた。

 イランは同計画を履行。濃縮度約20%のウランを核兵器開発に使えない形にするため、保有量の半分を5%以下に既に希釈、残りを原子炉用燃料に加工する作業を始めている。今回の追加的な措置で、9月にニューヨークで開かれる可能性がある6カ国との協議進展を目指しているとみられる。

 イランはまた、テヘランの研究用原子炉の燃料を生産するため、約20%の濃縮ウランから転換した核燃料物質約3.5キロを既に使用した。

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