メリルに145億賠償命令 武富士、金融取引で巨額損

 【共同】金融取引で290億円を超える損失を出した武富士(会社更生手続き中、現TFK)が「取引提案で説明が不十分だった」としてメリルリンチ日本証券にほぼ全額の賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は27日、武富士敗訴の一審東京地裁判決を取り消して約145億円の支払いを命じた。

 難波孝一裁判長は「リスクが高い取引なのにメリルリンチの担当者が説明義務を尽くさなかった」と指摘、武富士側がリスクを確認していれば、損失拡大を防止できたとして両社の過失は5割ずつと判断した。

 判決によると、武富士は2007年5月、社債の金利負担軽減のため、メリルリンチ日本証券が提案した金融取引を実施したが、サブプライム問題の影響で債券の価格が急落した。

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