女王は独立否決に「満足」 英首相「胃潰瘍」の苦痛も

 【共同】キャメロン首相は、マイクで会話を拾われていることに気付かず、エリザベス英女王がスコットランド住民投票での独立否決の電話報告を受け「満足げ」だったと漏らした。米国を訪れた首相がブルームバーグ前ニューヨーク市長に語りかける様子を英スカイニュースが23日放映した。

 首相は、自らの心境について、投票日を前に独立賛成派が急伸し、反対派と拮抗したとの世論調査結果が出たことを念頭に「とてもいらいらする瞬間だった」と吐露。「自分を胃潰瘍にまで追い詰めた世論調査会社を見つけ出し、提訴してやりたい」と冗談交じりに語った。

 また、女王には19日に電話し「あれは大丈夫です」と報告したところ、女王は満足げだったと説明した。

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