エボラに日本の薬初投与 フランスに提供、インフル治療用

 【共同】富士フイルムは26日、グループ企業の富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬ファビピラビル(販売名・アビガン錠)が初めてエボラ出血熱の患者に投与されたと発表した。患者はフランス人の女性看護師。

 ファビピラビルはインフルエンザの治療薬として今年3月に国内で承認された。ウイルスの増殖に必要なタンパク質の機能を抑えるもので、エボラ出血熱に対する承認は得ていないが、エボラウイルスを感染させたマウスに投与すると治療効果が見られたとの論文が発表されている。

 富士フイルムは今月初め、フランスの政府機関から要請を受け、日本政府と協議の上で薬を提供した。

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