合同査察団の活動終了 シリア化学兵器の廃棄
- 2014年10月1日
- 世界のニュース
【共同】国連の潘基文事務総長は1日、シリア化学兵器の全廃計画の履行状況を監視してきた化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同査察団が9月末で活動を終えたと発表した。
潘氏は報道官を通じて声明を発表。「極めて困難で複雑な状況の下、成功裏に任務を遂行した」として、査察団を率いたカーグ特別調整官や職員らに謝意を表明した。
OPCWは引き続き、シリア国内に残る化学兵器生産施設の破壊作業などに携わる。シリアのアサド政権による化学兵器の申告漏れの疑いについても検証を続ける。
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