米軍派遣、1年程度か 西アフリカのエボラ対策

 【共同】米アフリカ軍のロドリゲス司令官は7日、ワシントン近郊の国防総省で記者会見し、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱対策に関し、米軍の派遣期間が1年程度になるとの見通しを表明した。

 ロドリゲス氏は、リベリアにエボラ出血熱の検査施設3カ所を既に立ち上げたと説明。「施設ではエボラ出血熱の試料を扱うのみで、感染者とは接触しない」と述べ、米軍関係者の感染リスクは極めて低いとの認識を示した。

 検査施設は、現地の医療従事者がエボラ出血熱感染者の状況を判断する材料を提供するのが目的としている。「核や生物・化学兵器の分野で最高レベルの訓練」を積んだ軍関係者を1カ所当たり3〜4人ずつ派遣。1日当たり合計で100の試料を調べる能力があるという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る