死刑執行時間、施設間で差 最大5分超、GHQ文書 絞首刑の変更提案も

 【共同】連合国軍総司令部(GHQ)の占領下にあった1947〜51年、国内の確定死刑囚79人の刑を執行するのにかかった時間が全国の刑事施設6カ所で平均13分台から18分台と、最大5分以上の差が生じていたことが15日、GHQの内部文書に基づく関西大の永田憲史准教授(刑事学)の分析で分かった。

 執行方法は当時も現在と同じ絞首が採用されており、GHQ内に変更を求める意見が存在していたことも判明した。

 絞首刑をめぐっては最高裁が55年、憲法の禁じる「残虐な刑罰」に当たらないとする判断を示しているが、国会などには「苦痛が長引く」と異論も根強い。今回の分析で、執行方法の細部に違いがある可能性が明らかになり、永田准教授は「ばらつきが大きく、公平な執行といえるのだろうか」と指摘した。

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