福島野菜のスープ「出展」 芸術家兄弟、英で話題に
- 2014年10月15日
- 世界のニュース
【共同】ロンドンで18日まで開催中の現代アートフェアで、福島県いわき市出身の芸術家の兄弟が「体験型アート」として同県産の野菜を使ったスープの提供を行い、話題を呼んでいる。
出展しているのは「ユナイテッド・ブラザーズ」という名前で活動する、ニューヨーク在住の荒川医さん(37)と福島県在住の智雄さん(39)。一般公開初日となった15日には同県産のシイタケや切り干し大根を使ったスープを約100食用意し来場者に無料で提供、数十分で「完売」した。
医さんは「東日本大震災から時間がたち、海外では忘れられつつある。作品を通じて福島についての議論を喚起するのが目的だ」と話す。
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