マララさんに「自由勲章」 米団体、本人出席し授与

 【共同】イスラム武装勢力の凶弾を受けながらも教育の大切さを訴えノーベル平和賞の授与が決まったパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)が訪米し21日、フィラデルフィアで開かれた米議会系の団体が主催するセレモニーに出席、団体の「自由勲章」を授与された。

 団体は「米国憲法センター」で、自由のために活動した人を対象に毎年勲章を授与してきた。マララさんへの授与は平和賞が決まる前から決まっていた。式典では来賓らから「自由のために声を上げてくれたことに感謝したい」とマララさんの勇気をたたえる言葉が相次いだ。

 自由勲章はこれまで南アフリカの故マンデラ元大統領や米国のクリントン前国務長官らのほか、国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんが授与された。

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