政府代表団、平壌入り 拉致で解決糸口探る

 【共同】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団は、拉致被害者12人の安否情報を北朝鮮関係者から聴取するために27日午後、経由地の北京から空路で平壌入りした。日朝合意に基づく「全ての日本人に関する調査」を行う特別調査委員会側とは28、29両日に協議。拉致問題の再調査に最優先で取り組むよう求め、解決への糸口を探る。

 滞在は30日までの4日間で、特別調査委の徐大河委員長との面会実現に全力を挙げる。金正恩第1書記がトップの国防委員会と、秘密警察組織の国家安全保衛部で幹部を務める徐氏を通じ「解決しなければ北朝鮮の将来はない」(安倍晋三首相)との認識を金氏に浸透させたい考えだ。

 金明哲氏ら2人の副委員長、拉致被害者分科会の責任者である姜成男国家安全保衛部局長らとの面会も目指す。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る