トヨタ、営業益最高の公算 海外好調、円安も寄与

 【共同】トヨタ自動車の2014年9月中間連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が過去最高を更新する公算が大きくなったことが27日、分かった。07年9月中間決算の1兆2721億円を上回る。消費税増税の影響で苦戦する国内市場を好調な海外販売がカバーするほか、円安効果も寄与する。

 27日発表した14年度上半期(4〜9月)のトヨタ単体の世界販売は、前年同期比1.5%増の454万5000台と4〜9月として3年連続で過去最高を記録した。

 外国為替市場の円相場は、トヨタ想定の年間平均1ドル=101円を超える円安基調で推移。輸出の採算が改善して利益を押し上げる。トヨタは対ドルで1円円安が進むと営業利益が400億円増える。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る