安保法制整備を説明か 日韓防衛次官級会談
- 2014年10月29日
- 世界のニュース
【共同】徳地秀士防衛審議官は29日、ソウルを訪問し、韓国国防省の白承周次官と約1時間にわたり会談した。北朝鮮の核・ミサイル開発への対応で連携を確認し、徳地氏が集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制整備や日米防衛協力指針(ガイドライン)改定などについて説明したとみられる。
徳地氏は会談の冒頭、「来年は日韓国交正常化50周年の節目を迎える」とした上で「日本と韓国の防衛関係をさらに発展させていきたい」と述べた。白氏は「韓日が50周年をより意義深く過ごせる政治的環境がつくられることを期待する」と応じた。
会談内容は明らかになっていないが、徳地氏は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を呼び掛けた可能性がある。同協定は2012年、締結直前に韓国世論の反対を受けて中止されて以来、棚上げ状態となっている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
米技術大手ら、メキシコでの製造拡大に注力 〜 台湾の技術製品メーカーらに熱心に働きかけ
-
2024年5月16日 アメリカ発ニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
米国内都市圏の住宅所有者らは自然災害に要注意〜異常気象による損害危険の高い地域が明確に
-
2024年5月16日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ドライバーの過半数が「AVは怖い」~AAA調査
-
2024年5月13日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EVへの関心、ますます低下~消費者、メーカーの思惑に反し
-
インフルエンサーとブランドをつなぐプラットフォームで台頭 〜 ショップマイ、1850万ドルを調達
-
シンケイ・システムス、魚の活け締め技法を機械化 〜 完成に接近、鮮魚流通網に革新をもたらす可能性
-
ドキュサイン、インテリジェント契約管理サービスを発表 〜 電子署名ソリューション以外に事業を拡大
-
2024年4月29日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
米商務省、TSMCのアリゾナ工場への投資を提案 〜 米中緊張悪化を背景にチップの国産化に重点
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開