ホワイトハウス通信網侵入 ロシア政府系ハッカーか

 【共同】ワシントン・ポスト電子版は28日、ロシア政府の影響下にあるとみられるハッカー集団が、最近、ホワイトハウスのコンピューター通信網に侵入、一部機能の停止につながったと報じた。複数の情報筋の話としている。

 政府当局者は同日、ホワイトハウスの機密通信用ではない通信網に「不審なサイバー活動を検知した」と発表。一部の職員が通信網にアクセスできなくなったなどとしているが、具体的な被害や不審な活動の主体は明らかにしていなかった。

 同紙によると、ホワイトハウス当局者は、調査は継続中だが、現時点では「侵入者」が通信システムに何らかの打撃を与えたり、機密通信用のネットワークに侵入したりした形跡はないとしている。

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