キヤノンのモジュラー・データ・センターを採用 〜 豪州レッド・クラウド

 オーストラリアのデータ・センター運営大手レッド・クラウド(Red Cloud)は、キヤノン・テクノロジーズ(Cannon Technologies)のモジュール製品を使用してデータ・センターを大幅に拡大する。

 レッド・クラウドはその一環として、オーストラリア国内に11ヵ所のデータ・センターを追加する。総面積は100万平方フィートに上る。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、レッド・クラウドとキヤノン・テクノロジーズは、巨大な倉庫に設置したモジュラー型データ・センターのコーロケーション・スペースを販売するという事業モデルを採用する。

 この事業モデルは、米国のデータ・センター会社アイ・オー(IO)と似たモデルだ。アイ・オーはオーストラリアに施設を有していないが、シンガポールに1ヵ所の施設があり、地域的にレッド・クラウドと競合する可能性がある。

 レッド・クラウドは、国内の施設拡張のためにアイ・オーのモジュールを3年前に購入したことがある。メルボルン、シドニー、パースの施設に4.5メガワット相当の容量を追加するため「IO.Anywhere」を採用すると説明していた。

 キヤノン・テクノロジーズの製品を使用したレッド・クラウド初の施設は、パース郊外に設置され、2015年第1四半期に稼動する予定。また、2015年第3四半期までに、さらに2ヵ所を開設する計画だ。

 レッド・クラウドのカール・ウッドリッジ最高経営責任者(CEO)は、コストが安く柔軟性が高い点に引かれてキヤノンの製品を選んだと説明。同CEOによると、「(キヤノンの)カスタマイゼーションが非常に好評を博している」。

 レッド・クラウドは、キヤノンが7月にリリースした「T4グラニュラー・モジュラー・データ・センター(T4 Granular Modular Data Center)」を採用した。同データ・センターは、重機を必要とせず一般的な工具だけを使って設置現場で組み立てられる。

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