IBMとツイッター、「つぶやき」解析で提携 〜 法人向けサービスとして販売

 IBMは、世界中で発信されるツイート(つぶやき)のデータを分析することによって事業上の意思決定を下せるようにする法人向けサービスを立ち上げることでツイッター(Twitter)と業務提携した。

 両社は、つぶやきデータをIBMの人工知能ワトソン(Watson)によって解析し、世界中の消費者の嗜好や傾向に関する洞察を読み取り動向を予想するサービスを企業に販売する計画だ。

 ロイター通信によると、IBMのジニー・ロメッティ最高経営責任者(CEO)は、つぶやきという大規模データ(Big Data)をワトソンの人工知能で解析することで、従来のように単語による単純な分析ではなく、言語の意味をくみ取った「新たな種類の予想分析を活用し、事業運営や企業経営に関する意思決定を強化できる」と述べた。

 同事業に関するIBMとツイッターの金銭的契約内容は明らかにされていない。

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