警官不起訴なら混乱再燃も 黒人青年射殺で大陪審

 【共同】黒人住民らの激しい抗議活動を招いたミズーリ州の白人警察官による黒人青年の射殺事件は、警察官の起訴を判断する大陪審の結論が今月後半にも出る見通しになった。住民側の願いとは逆の不起訴説が有力で、火炎瓶と催涙ガスが行き交った混乱再燃の不安が広がる。州当局などは警戒を強化した。

 ニクソン州知事は11日の記者会見で「みっともないことは繰り返させない」と述べ、州兵による対応を含めた万全の準備で臨むと強調した。警察も訓練を重ねてきた。

 大陪審のポイントは、警察官ダレン・ウィルソン氏による射殺が正当と見なせるかどうかにある。同氏は自分の警察車両内で言い争いになった黒人青年マイケル・ブラウンさん=当時(18)=に拳銃を奪われそうになり、身の危険を感じたと主張しているもようだ。車内で最初の発砲があったとされる。

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