食料の公平な分配訴え 法王、国際会議で演説

 【共同】ローマ法王フランシスコは20日、ローマで開催中の「第2回国際栄養会議」で演説し、世界で依然として飽食と飢餓が併存する現状を念頭に、より公平な食料の分配を実現するよう国際社会に訴えた。

 先々代の故ヨハネ・パウロ2世は1992年の第1回国際栄養会議での演説で、世界では食料が豊富にあるにもかかわらず全ての人が十分に食べられない状況を「豊かさの矛盾」と指摘。法王は20日の演説で「不幸にもその矛盾は今でも続いている」と述べた。

 国連の推計によると、世界では約8億500万人が慢性的な栄養失調状態にある一方、成人の約5億人が肥満状態に陥っている。

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