高い割合で脊髄症発症か 腎移植、学会が注意喚起
- 2014年12月12日
- 日本発ニュース
【共同】日本移植学会は12日、成人T細胞白血病ウイルス(HTLV1)に感染した人から生体腎移植を受けた患者は、移植を受けていない一般の感染者と比べ、歩行障害などを起こすHTLV1関連脊髄症(HAM)を高い割合で発症している可能性があると発表した。
同学会は移植を実施している医療機関に対し、今後すべての腎臓提供者と移植を受ける患者についてHTLV1の感染検査を行い、移植の際のインフォームドコンセントや経過観察を徹底するよう注意喚起した。
HAMの研究者から厚生労働省に通報があり判明。厚労省と同学会で研究班を立ち上げ、実態を調査する。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ