日通などに制裁金6億円 シンガポール当局
- 2014年12月12日
- 世界のニュース
【共同】シンガポール競争委員会は11日、日本―シンガポール間の航空貨物の手数料をめぐって貨物大手計11社が価格カルテルを結んでいたと認定し、このうち日本通運や郵船ロジスティクスなど日本の10社に制裁金計約715万シンガポールドル(約6億4000万円)を支払うよう命じたと発表した。
発表によると、11社は情報交換するなどして2002〜07年に貨物の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の加算率を決めたほか、04〜07年に安全検査などのための手数料の最低価格を設けていた。
制裁金の額は、日本通運の約207万シンガポールドルが最も多く、郵船ロジスティクスの約203万シンガポールドルが続いた。日本通運は「正式な通知を受領しておらず、受領後に通知内容を精査し、今後の対応を決定する」(担当者)とコメントした。郵船ロジスティクスは「通知を受けたことは事実で、詳細については現在確認している」(広報担当者)としている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ