TPP協議、年明け再開 首席交渉官会合が閉幕
- 2014年12月12日
- 世界のニュース
【共同】7日から首都ワシントンで開かれていた環太平洋連携協定(TPP)の首席交渉官らによる会合が12日閉幕した。一定の進展はあったものの政治決断を仰ぐ段階までは至らず、年明けに事務レベル協議を再開する。
交渉関係者によると、会合では国有企業改革や環境など難航分野で議論が進んだ。最難関の知的財産は作業部会が開けず、論点整理に終わった。全体として主要課題に関する米国と新興国の対立は解けないままだった。
農産物の市場開放をめぐる日米の関税協議も全体会合と並行して開かれたが、大きな進展はなかったもようだ。
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