対キューバ政策を抜本転換 オバマ大統領が正式発表
- 2014年12月17日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ大統領は17日、ホワイトハウスで演説し、1961年以来、断交しているキューバと国交正常化交渉に入ることを含む抜本的な政策方針の転換を発表した。
オバマ氏はキューバを孤立させる過去約50年の政策が奏功しなかったとの認識を示した上で、米国が「関与」することによって「キューバの人々をもっと支援し、米国の価値観も広められる」と政策転換の理由を説明した。
具体的にはキューバの首都ハバナに米国大使館を設置。米高官によるキューバ訪問を認める。さらにケリー国務長官に対し、米国によるキューバのテロ支援国家指定を見直すよう指示。両国間の人の往来や商取引、情報の行き来を広げたいとの意向を示した。
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