匿名通報、危険なしと判断 シドニー立てこもり

 【共同】オーストラリアのアボット首相は22日、最大都市シドニーで起きた立てこもり事件の前に、自称イスラム聖職者のモニス容疑者(50)=死亡=の過激主義への傾倒について匿名の通報が治安当局に寄せられ、当局が容疑者のウェブサイトを確認したものの、切迫した危険はないと判断していたと明らかにした。地元テレビに語った。

 通報は事件の計画を知らせるものではなく、サイトを確認するよう求める内容。サイトは過激派「イスラム国」への支持を表明していた。首相は「正しい教訓を学ばなければならない」と述べ、事件の検証を待って対応を検討する考えを示した。一方、地元警察は22日までに事件の人質の数を18人に修正した。

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