旧体制出身の元首相が当選 チュニジア大統領選

 【共同】チュニジアの選挙管理委員会は22日、21日に実施された大統領選決選投票の開票の結果、旧体制で要職を歴任した世俗派で元暫定首相のカイドセブシ氏(88)が得票率55・68%を獲得、当選したと発表した。大統領選は2011年の「ジャスミン革命」で崩壊した独裁体制が民主的な体制へ移行する総仕上げと位置付けられた。

 新大統領は低迷する経済と治安の回復が最大課題となる。任期は5年。投票率は約60%だった。

 今年1月に制定された新憲法は、独裁回帰を防ぐため、大統領、首相、議会の権力を分散させたが、カイドセブシ氏が党首を務める政党は10月の議会選でも勝利しており、旧体制と同様の一党独裁体制につながるとの批判も出ている。

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