米航空2社が羽田線申請 発着枠争い過熱

 【共同】アメリカン航空は羽田空港とロサンゼルス国際空港を毎日結ぶ直行便の開設を米運輸省に申請した。ハワイアン航空も羽田とハワイ島のコナ国際空港を毎日運航する便の開設を申請した。両航空が5日、明らかにした。

 アメリカンの発表によると、日米の協定に基づき米航空会社に割り当てられた1日4往復の羽田発着枠は既に埋まっているが、このうちデルタ航空の羽田-シアトル線枠は昨年10月から一時運休中。両航空はこの枠を自社に配分するよう求めており、羽田の発着枠争いが過熱している。

 デルタは羽田-シアトル線について「2015年3月下旬から通常運航を再開する予定だ」として、両航空の動きに反対している。

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