テロ脅威に「断固対応」 警察庁、新旧長官会見

 【共同】警察庁の金高雅仁長官が23日就任して初めての記者会見に臨み、過激派「イスラム国」とみられるグループによる日本人殺害予告事件に触れ「イスラム過激派のテロがわが国の直接の脅威となり、緊迫の度を増している」と強調し「断固たる措置を取る」と訴えた。

 「イスラム過激派の脅威は世界に拡散している」として各国との連携強化の必要性に言及、国内でのテロ抑止にも注力する意向を表明した。

 警察が抱える課題として、サイバー攻撃や年間約500億円に上る被害がある振り込め詐欺などの特殊詐欺、危険ドラッグによる事件や事故、暴力団対策などを挙げた。その上で「国民を守る力」の向上を重視。「検挙が究極の防犯になる」として、検挙率のアップに努める姿勢を重ねて示した。

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