質の高いiPS細胞作製 卵細胞の遺伝子利用

 【共同】卵細胞で活発に働いている遺伝子を使い、質の高い人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製することにマウスで成功したと長浜バイオ大(滋賀県)とドイツのゲッティンゲン大のチームが26日発表した。成果は英科学誌電子版に掲載された。

 チームによると、iPS細胞は血液や皮膚などの細胞に数種類の遺伝子を導入して作り、受精卵のように体のさまざまな細胞や組織に変化する能力を持つ。

 だが、従来の作製法では遺伝子の働きが抑制される異常な「メチル化」が起きて、細胞や組織に変化する能力が低く、生殖細胞になれないものができることがあった。

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