大阪高裁も娘返還命じる ハーグ条約、即時抗告審

 【共同】国際結婚の破綻により夫婦間で子どもの奪い合いが起きた際の取り扱いを定めたハーグ条約に基づき、スリランカに住む父親が、日本で母親と暮らす娘(5)の返還を求めた審判で、大阪高裁は30日、スリランカへの返還を命じた大阪家裁決定を支持し、母親の即時抗告を棄却した。

 「居住国への返還」を原則とするハーグ条約に日本が昨年加盟して以来、同11月の家裁決定は国内初の司法判断で、母親が不服を申し立てていた。

 日本人の父母と娘は2013年2月、家族でスリランカに渡航し、14年6月に一時帰国。Uターンの予定だったが母親が同7月、父親に戻る意思がないと伝え、現在も娘と西日本で暮らす。

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