エアバッグ3個膨らまず NASAのオリオン宇宙船

 【共同】航空宇宙局(NASA)は19日、火星飛行を目指す次世代宇宙船「オリオン」の無人試験機が昨年12月に地球を2周して海に着水した際に、姿勢を安定させるための5個のエアバッグのうち3個が正常に膨らまないトラブルがあったと発表した。

 エアバッグはカプセルの上部に付いており、誤って上下逆さまに着水した場合に正しい姿勢に戻す役割をする。2個しか膨らまなかったが、姿勢が大きく乱れず海も安定していたため実質的な影響はなかった。NASAは「試験飛行は大成功だった。今後の開発に役立てる」と成果を強調している。

 NASAによると試験飛行で発生したトラブルはこれだけ。エアバッグにガスを送り込む仕組みや配管は正常で、素材や構造そのものに問題があった可能性があり、改善策を講じる方針。

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