難局クリントン氏 メール問題、苦しい防戦

 【共同】次期大統領選出馬に向け、着々と態勢を整えてきた民主党のクリントン前国務長官が思わぬ難局に立たされている。在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題が発覚、苦しい防戦を強いられる雲行きだ。共和党の追及への対応を誤れば深手を負い、大統領選を左右する問題となりかねない。

 ホワイトハウスや国務省の説明によると、オバマ政権は政府職員に対し、公務では公用のメールアドレスを使うよう指示している。公文書として後世に残す必要性に加え、情報漏れを防ぐ狙いがある。私用アドレスを使う場合は定められた形で記録を残すことが条件という。

 クリントン氏は私用メールのサーバーをニューヨーク州の自宅に置いていたとされる。国務省の求めに応じ、公務に使った5万5000ページ分のメールを提出したのは昨年。今月4日には同省にそのメールを公開するよう求め、透明性をアピールした。

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