サイバー攻撃能力強化を 米高官「防御に限界」

 【共同】米軍サイバー司令部トップを兼務する国家安全保障局(NSA)のロジャーズ局長は19日、サイバー攻撃抑止には防御態勢整備だけでは限界があるとして、サイバー攻撃能力を強化すべきだとの考えを表明した。上院軍事委員会の公聴会で証言した。

 ロジャーズ氏は、サイバー司令部が2010年の創設以降、主に防御能力向上に重点を置いてきたとした上で「受け身の戦略ではいずれ遅きに失し、コストも膨大になる」と指摘した。

 軍がコンピューターウイルスなど「サイバー兵器」を使って反撃することを念頭に置いた発言。中国、ロシアのサイバー戦能力強化や、最近の北朝鮮やイランによる米企業へのサイバー攻撃を踏まえ、米側に反撃する能力と意思があることを示す狙いがありそうだ。

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