小笠原でアホウドリ繁殖 戦後初確認、DNA分析

 【共同】国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリが、小笠原諸島(東京)の媒島で繁殖していたことが25日、関係者への取材で分かった。小笠原諸島でのアホウドリの繁殖が確認されたのは戦後初めて。

 昨年5月に媒島でアホウドリとみられるひなが見つかり、現場に落ちていたひなの羽と、親とみられる個体の羽毛のDNA型を山階鳥類研究所(千葉)などが研究機関に依頼して分析した結果、親子関係が証明された。

 これまで国内で確認されている繁殖地は伊豆諸島の鳥島と沖縄県・尖閣諸島のみ。一時絶滅にひんしたアホウドリの種の保存に向けた大きな一歩で、今後の個体数増につながるかが注目される。

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