ロスで楽焼展開催 450年の伝統紹介

 【共同】桃山時代から続く楽茶わんの展覧会「樂-茶碗の中の宇宙」展が29日、ロサンゼルスのカウンティ美術館で開会、450年にわたって伝承されてきた94作品が公開された。本格的な楽焼展が米国で開かれたのは初めて。来場者は興味深げに作品に見入っていた。

 楽美術館(京都市)と国際交流基金が主催。重要文化財に指定される初代長次郎さんの赤茶わん「太郎坊」などの貴重な作品も展示された。29日には会場で茶の湯の儀式も披露された。

 会場を訪れたアメリカン陶芸美術館の責任者ラウリー・マーカスさん(68)は「作品はどれもすばらしく、別世界へ誘ってくれるようだ。このような展示が見られるのは本当に貴重な機会」と声を弾ませた。

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