GM破綻前の訴訟免責 裁判所、乗用車欠陥で
- 2015年4月16日
- アメリカ発ニュース
【共同】ゼネラル・モーターズ(GM)が乗用車の点火スイッチの欠陥を放置していた問題に絡み、ニューヨーク州の連邦破産裁判所は15日、2009年の経営破綻前の製品について訴訟の責任を負わないとの判断を下した。
これに伴い、欠陥事故で死傷したものの、GMの基金から補償を受けられなかった人や所有する車の価値が下がったとする人に起こされた多くの損害賠償請求訴訟で責任を免れる見通しとなった。
GM側は裁判所に対し、現在の会社は経営再建によって優良資産を引き継いで発足しており、破綻前の製品に関するGMへの訴訟を認めないように求めていた。
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