核軍縮遅れへの批判覚悟 NPT再検討会議で米高官

 【共同】シャインマン大統領特別代表(核不拡散担当)は16日、27日にニューヨークで開幕する核拡散防止条約(NPT)再検討会議を前に電話記者会見し、核保有国による核軍縮のペースの遅さに批判が集まるとの厳しい見通しを示す一方、NPT体制強化に向けて妥協点を探るのが重要だと訴えた。

 シャインマン氏は非核保有国を念頭に「一部の国は核軍縮のペースが遅すぎると考えている」と述べ、会議で最大の争点になると指摘。同時に「意見の違いを脇に置いて、共通の利益に関心を集中すれば合意形成は可能だ」と語った。

 ウクライナ危機を受けて、核大国ロシアとの関係は「今は困難な時期にある」として、当面は米ロ間の追加核削減交渉が見込めない現状を認めた上で、核不拡散や核テロ防止などの分野では協力を続けると強調した。

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