訴追理由はスパイ罪 イラン拘束の米紙記者

 【共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日、イランで昨年7月から拘束されている同紙テヘラン支局長ジェーソン・レザイアン氏がスパイ罪など4件で訴追されたことが分かったと報じた。同氏の弁護士が家族に明らかにした。

 内政や外交政策に関する情報収集に加え「敵対政府への協力」「反体制宣伝」などが訴追理由。アーネスト大統領報道官は20日の記者会見で「ばかげている。直ちに訴追を取り下げ、解放すべきだ」と要求した。

 レザイアン氏はイラン系米国人で二重国籍。2012年からテヘラン支局長を務めている。

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