NY株反落、85ドル安 米企業業績に不透明感

 【共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米企業業績の先行き不透明感が意識されて反落し、前日比85.34ドル安の1万7949.59ドルで取引を終えた。終値で2営業日ぶりに1万8000ドルを割り込んだ。

 この日決算を発表した化学のデュポンに加え、前日公表のコンピューターのIBMも減収減益だったことから、企業業績の先行き不安が強まり売り注文が広がった。ダウ平均の下げ幅は一時100ドルを超えた。

 ニューヨーク原油先物相場が反落し、業績悪化懸念でシェブロンなど石油株が売られたこともダウ平均を押し下げた。

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