米1Q生産性速報値1.9%低下 単位労働コスト5.0%上昇 

 【共同】労働省が6日発表した2015年1~3月期の非農業部門の労働生産性の速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比1.9%低下となった。市場予想は1.8%低下だった。前期比でみると労働時間が増える一方で生産が減少しており、生産性を押し下げた。前年同期比は0.6%の上昇。

 賃金の指標である単位労働コストは前期比5.0%上昇で、市場予想の4.3%上昇を上回った。前年同期比では1.1%の上昇。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産が0.2%減少。労働時間は1.7%増えた。前年同期比では生産が3.5%増だった。労働時間は2.9%の増加だった。

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