ボックス、NTTのVPNでサービス提供へ 〜 日本の法人市場開拓で業務提携

 米クラウド・ストレージ・サービス新興企業のボックス(Box)とNTTコミュニケーションズは16日、ボックスのサービスをNTTコムのVPN(virtual private network)サービス経由で日本で提供する業務提携を結んだ。

 ビジネス・クラウド・ニュースによると、ボックスのクラウド・ストレージ・サービス「ボックス・オーバーVPN」を日本国内の企業向けに提供することで、セキュリティーの高いNTTの通信網とボックスのサービスの信頼性がさらに強まる、と両社は期待を示した。

 両社は同サービスを2015年中に開始する。NTTコムは同サービスを日本国内で独占提供する。同提携は、両社にとってアジア初の協業となる。

 米調査会社ガートナーによると、日本はアジアではもっとも成熟したクラウド・サービス市場で、その市場規模は2015年に74億ドルに達すると予想される。

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