箱根山が小規模噴火 警戒レベル3引き上げ

 【共同】気象庁は30日、神奈川県の箱根山で29日夜から30日の間にごく小規模な噴火が発生したと発表し、火口周辺警報を出して、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴石や火山灰の状況から、水蒸気噴火とみている。確認されている限りでは、12世紀後半~13世紀以来の噴火という。

 気象庁は、今後も小規模な再噴火が発生し、大涌谷から半径約1キロの範囲に大きな噴石が飛ぶ恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。

 箱根町は30日、大涌谷の半径約1キロに避難指示を出し、区域内の住民や宿泊客ら全員の避難を確認した。大涌谷北側の県道は通行止めになった。気象庁の宮下誠火山防災官は「避難指示区域の外まで影響するような噴火は考えられず、区域外の観光に問題はない」と述べ、冷静な対応を求めている。

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