ワークデイ、財務とHRに対応する計画ツールを開発 〜 既存製品への追加型
- 2015年7月1日
- ハイテク情報
法人向けクラウド・アプリケーション大手のワークデイ(Workday)は6月30日、同社がこれまで得意としてきた財務と人材資源(HR)を包括する新たな製品を発表した。
PCワールド誌によると、計画や予算、見通しといった分野に重点を置いた新製品はワークデイ・プランニングと名付けられ、既存のワークデイ・ファイナンシャル・マネージメントおよびワークデイ・ヒューマン・キャピタル・マネージメントと組み合わせて使う設計。
利用企業は、ほかのツールを使うことなく、リアルタイムでの計画を可能にする統合システムとして予算編成や見通しについてオンライン協業もできる。
たとえば、新製品の予算編成機能では、過去の記録と予算データを予想モデリングと組み合わせることで、基本的な予算編成案を自動作成する。
また、協業計画機能では、各部署や各班の担当者らがモデルや筋書きを構築できる安全な仮想打ち合わせの場を設け、その内容を関係者のあいだで簡単に共有および編集できるようにする。
ワークデイ・プランニングは、既存のワークデイ・ファイナンシャル・マネージメントおよびワークデイ・ヒューマン・キャピタル・マネージメントの追加型製品として2016年のはじめに市場投入される。価格は未定。
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