マイクロソフト、賞金10万ドルを提供 〜 ホロレンズ応用案を学術界から公募

 マイクロソフト(Microsoft)は6日、ウィンドウズ10(Windows)で稼働する拡張現実ヘッドセットのホロレンズ(HoloLens)向けの学術研究リクエスト提案(research request for proposals=RFP)を公募し、優秀案を出した学術研究機関に10万ドルの賞金と二つのホロレンズ開発キットを授与する計画を明らかにした。

 イーウィーク誌によると、マイクロソフト・リサーチのジネット・ウィング副社長は、「拡張現実という台頭技術には将来性があるため、われわれは、RFPを出すことで学術界がホログラフィック電算の優秀な応用案や潜在的用途の開発案を発案することを刺激したい」と説明した。

 マイクロソフトは、最高5件の優秀案それぞれに10万ドルの賞金と二つのホロレンズ開発キットを授与する。

 RFPは、米国内の一般的大学から非営利研究所、非営利団体まですべてに公開されている。申し込み締め切りは9月5日。

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