天然ガスが初めて石炭抜く〜4月、発電用燃料で国内首位に
- 2015年7月14日
- 米国ビジネス
米国ではこの4月、天然ガスによる発電量が初めて石炭を上回り、最大構成比を占めたことが、市場調査SNLエナジーの調べで分かった。
AP通信によると、4月の国内電源構成比は31%が天然ガス、30%が石炭、20%が原子力だった。SNLがエネルギー省の数値を分析した。
2008年に始まった新技術フラッキング(水圧破砕法)によるエネルギー開発ブームによって、天然ガスの国内産出量は30%増加し、米国は石油と天然ガスを合わせた産出量が世界一になった。
エネルギー省によると、今年4月の天然ガスによる発電量は前年同月比で21%増加した一方、石炭による発電量は19%減少した。SNLによると、10年4月の電源構成比は石炭が最大の44%、天然ガスは22%だった。
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