和解目指し戦争体験共有 米で被爆2世女性ら講演

 【共同】両親が広島で被爆した米西部サンディエゴ在住の美甘章子さん(53)が9日、同市内で行われた「平和を願う退役軍人の会」の全国集会で親族の被爆体験を語り「この話を共有することで和解を進めたい」と話した。

 70年前の8月6日、13歳だった美甘さんの母方の叔母は、友人らと共に壊れた建物の片付け作業をしていたところ上空で原爆がさく裂、遺体は現在まで見つかっていない。祖母は、足をけがしていた叔母に家で休むよう勧めたが、結局行かせたことで「94歳で亡くなるまで自分を許さなかった」と美甘さんは涙ながらに話した。

 広島で被爆したサンディエゴ在住の河村幾之助さん(72)も、当時の真っ赤な空が脳裏に焼き付いているとして「同じことを二度と繰り返してほしくない」と述べた。

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