川面に光、故人しのぶ 御巣鷹の麓で灯籠流し

 【共同】520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故の遺族らが11日夜、現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」の麓を流れる神流川で灯籠流しをした。12日で事故から30年となるのを前に、川面をやさしく照らす光に手を合わせて故人をしのび、空の安全を祈った。

 昨年9月の御嶽山噴火災害の犠牲者遺族も参加した。

 遺族や関係者は神流川の河原で、大小約300個の灯籠に「忘れてはいけません」「安らかに」などと思い思いのメッセージを書き込み、墜落時刻の午後6時56分が近づくと全員で黙とうをささげた。アコーディオンの調べが響く中、灯籠を神流川に浮かべた。

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