トランプ氏に攻撃集中 共和討論会でブッシュ氏ら

 【共同】来年11月の大統領選に向け、共和党の候補者による第2回テレビ討論会が16日、西部カリフォルニア州シミバレーのレーガン記念図書館で開かれた。支持率首位を維持する実業家トランプ氏(69)をブッシュ元フロリダ州知事(62)らが激しく攻撃、外交や移民政策をめぐり応酬した。

 不動産王と呼ばれるトランプ氏は「何をやっても大変な成功を収めてきた。この国を再び豊かにする」と宣言。これに対しブッシュ氏は「世界中の指導者を侮辱しながら良い結果は期待できない」と語り、トランプ氏の外交センスを批判した。

 ウォーカー・ウィスコンシン州知事(47)や、党唯一の女性候補でコンピューター大手の元最高経営責任者(CEO)フィオリーナ氏(61)も「トランプ氏は4回も破産している」と追い打ちをかけた。

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