死刑執行、直前に停止 無罪主張、米メディア関心

 【共同】南部オクラホマ州の裁判所は16日、同日午後3時に予定していたリチャード・グロシプ死刑囚(52)の死刑執行の一時停止を決めた。執行予定時間の3時間前に発表。物的証拠がなく被告は無罪を主張しており、死刑の妥当性をめぐりメディアが高い関心を示していた。

 死刑が延期されるケースはしばしばあるが、直前になって決まることは珍しい。執行は2週間後に延期され、裁判所は「弁護士が出した新証拠を再検討する」と説明した。停止権限のあるファリン州知事は15日、判断を覆す証拠ではないとしていた。

 オクラホマ州は死刑執行の際、透明性確保のため記者を立ち会わせており、原則として応募者のくじ引きで決める。関心の高さから、同州南東部マッカリスターの拘置施設には約50人の記者が集まった。

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