外国人やグループ応募も エンブレム委初会合で方針

 【共同】2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日、白紙撤回された大会の公式エンブレムを選び直す「エンブレム委員会」の初会合を東京都内で開き、日本在住の外国人やグループでの応募も可能とし、デザイン賞の受賞歴を問わないなど、幅広く案を募集する方針を確認した。

 委員はプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長や、1998年長野冬季五輪のエンブレム作成に関わったフミ・ササダ氏ら19人。旧エンブレムの選考では8人の審査委員全員をデザイン界から選び、不透明な選考過程が批判を集めた経緯から今回は各界から幅広く人選した。宮田亮平委員長(東京芸術大学長)は「このメンバーなら世界に誇れるエンブレムを作成できる」と語った。

 10月6日に第2回会合を開いて応募要項の素案をまとめる予定。10月中旬から公募を始め、来春をめどに新たなエンブレムを決定する。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る