福島2号機のブロック撤去 ロボット投入、年明けも

 【共同】東京電力は1日、福島第1原発2号機で計画している原子炉格納容器内部のロボット調査で、障害になっていたブロックと鉄板を撤去したと発表した。周囲の除染が必要で、ロボットの投入は年明けにずれ込む可能性があるとしている。当初は今年8月の予定だった。

 東電は6月、ロボットを出し入れする格納容器の貫通部の前にあるコンクリート製ブロックと鉄板の撤去を始めたが、最下段が取り外せなかった。9月28日から小型重機や強い力で挟むことができる器具を使い、1日に撤去を完了した。

 格納容器内部のロボット調査は、撮影のほか温度、放射線量を調べることで、炉心から溶け落ちた燃料の取り出しに向けた第一歩となる。4月に1号機で実施した。

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