キリスト教徒選び銃撃 米乱射、計画的犯行か

 【共同】西部オレゴン州ローズバーグのコミュニティーカレッジで1日に起きた銃乱射事件で、容疑者の男が犯行時に教室にいた学生らに宗教を尋ね、キリスト教徒を選んで銃撃していたことが分かった。負傷した女子学生(18)が父親らに語った話としてCNNテレビが2日伝えた。

 銃を乱射したのはクリス・マーサー容疑者(26)。「組織的な宗教」を嫌っていたとの情報もある。容疑者は銃を複数持ち込み「このときを待っていた」と話したとされ、計画的犯行だった可能性がある。

 女子学生から手術前に聞いた話として父親らがCNNに語ったところによると、教室に侵入した容疑者は「何年もこのときを待っていた」と教師に告げてから発砲。学生らに立つよう命じ、信仰する宗教を尋ねた上で、キリスト教徒に対し「すぐ神に会える」と言って銃撃した。

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