米大統領選指名争い、9日第2戦 民主サンダース氏が優勢

 大統領選の候補指名争いは、第2戦となるニューハンプシャー州予備選が9日開かれる。民主党は隣の州が地元のサンダース上院議員(74)が優勢を保ち、初戦のアイオワ州党員集会を制したクリントン前国務長官(68)に勝利できるかが焦点。共和党は支持率トップの実業家トランプ氏や、急速に支持を広げているルビオ上院議員(44)の戦いが注目される。

 夏場まで続く指名争いの序盤はアイオワと今回の予備選が最も重視され、勝敗は今後の戦いに大きな影響を与える。多くの候補はニューハンプシャーに張り付き、支持拡大を訴えてきた。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると民主党候補の同州での支持率は、サンダース氏が53.6%で40.4%のクリントン氏をリードしている。(共同)

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